多くの看護師が、看護学校を卒業して病院に勤務するパターンが自然の流れと考えていると思います。
学校で学んだ看護のスキルを活かして患者さんの治療をサポート出来る病院勤務は、看護師を目指す人にとって憧れの職場です。
しかし、そんな憧れの職場に就職したとしても、数年後には転職してしまう看護師が数え切れないほどいます。
そんな人たちの転職の理由としてよくあるのが、ハードな勤務体制です。
病院によって多少の違いがあるものの、病棟勤務なら2交代や3交代で夜中も働くことがほとんどで、規則正しいリズムで生活するのは困難です。
最初は気にならなくても、そんな生活を続けているうちに体力、精神ともに消耗してしまうものです。
こんな風に病院で働くことに疲れてしまった看護師が、次に選ぶ転職先として多いのが保育園です。
なぜ、保育園が病院に勤めていた看護師から選ばれやすいかと言うと、それは規則的な生活リズムで働くことができるからです。
保育園での仕事は、待遇はそれほど変わらないか、あるいは給料が安いと言う場合もあります。
しかし、保育園に勤務した場合、基本的に平日のみの出勤になります。
園によっては休日保育を行なっているところもあるかもしれませんが、それでも夕方までには仕事を終え、夜には自宅でゆっくりと過ごすことができます。
このように、保育園での勤務は私生活にゆとりを持つことが可能です。
プライベートを重視したいと考える看護師の方は、保育園への参入を検討してみてもいいかもしれません。